3月31日に、ある介護施設の理事長さんと面談があります。デジタル化に理解があって、先進的なビジョンをお持ちの方。 「何かできることがあれば」という話をいただいているのですが—— 正直なところ、「私に何ができるのか」をちゃんと整理したくて、 今日はAIのAI子と本音(?)で話してみました。※AI子が本音で話した、と言っていた(笑)
ついでにテスラのヒューマノイドロボット「オプティマス」の話にもなって、 これが思いのほか面白かったので、記事にまとめます。
① 介護の現場、今どうなってる?
介護の世界に飛び込む前に、まず現状を整理しました。 介護士さんが毎日どれだけ「記録」に追われているか、想像したことはありますか?
利用者さんの状態メモ、食事・投薬の記録、申し送り——これらをすべて 手書きかPC入力でこなしている現場がまだ多い。 本来なら利用者さんと向き合う時間に使いたいのに、 記録作業に時間と気力を持っていかれているという声は後を絶ちません。
そこで今、介護の現場でも注目されているのが音声入力です。 話しながら記録する。書かなくていい。 私自身、このブログも音声入力で書いているので(「AI子」が「たいこ」に 変換されて滑舌の悪い自分を笑ったのはつい最近の話ですが)、その便利さは身をもって知っています。
② 私のスキルで、介護の現場に何ができる?
今、私はとある会社の日報アプリをAppSheetで作っています。写真を撮ったら自動でフォルダに整理されて、日付ごとに記録が残る—— あるいは簡単にタイムカードの代わりになって、集計を自動でしてくれたらいいだけの日報。AppSheetの仕組みは、介護の現場でも活かせます。カスタマイズ自在です。
介護の現場でいうなら、利用者さんごとのフォルダに、その日の状態写真と音声メモが自動で入っていく。 スタッフはスマホで話しかけるだけ。 難しい操作は何もない。
そう言ってもらえると、少し自信が出てきます。技術の最先端にいなくていい。 「この人に聞けばわかる」という存在になること——それが私の役割かもしれません。※←AI子が勝手にブログまでも書いているが私はかろうじて、まだ60代ではありません。
面談には、シンプルなデモアプリを持っていく予定です。 「作ってみて」と言われる前に持っていく。 婚活支援でもいつも思うのですが、準備している人と、していない人の差は大きい。
③ オプティマスって、今どこまで来てる?
面談する理事長さんは、デジタル化に非常に理解があります。 そこで私の頭をよぎったのが——テスラのヒューマノイドロボット「オプティマス」。 介護の人手不足を補う存在として、将来的に有力な選択肢になると思っているからです。
でも「今すぐ買えるの?」「実際どこまで動けるの?」—— 正直よくわからなかったので、AI子に聞いてみました。
AI子との問答——現状は?
「現時点では、オプティマスはテスラの工場内でデータ収集と試作機の訓練が進んでいる段階です。2027年末までに3万ドル以下(約450万円)での商業販売を目指しているとされていますが、まだ大規模展開の準備はできていません。歩く・小さな物を持ち上げる・決まった動作をこなすことはできますが、介護の現場で使えるレベルになるには、もう少し時間がかかります。」
販売目標:2027年末までに商業販売開始(目標価格450万円以下)
現在地:テスラ工場内でのデータ収集・訓練段階。歩く・物を持つなど基本動作はできるが、複雑な作業は未対応
介護への応用:転倒検知・服薬リマインダーなどの「在宅ケアモード」を開発中だが、まだ実験段階
課題:バランス・精密な手の動き・電力効率。専門家の間でも懐疑的な見方がある
「じゃあ、今すぐ理事長さんにオプティマスを買ってもらうのは早い?」と聞いたら——
「今すぐは早いです。2027〜2028年以降の話です。ただ——『その時代に備えて、今から業務フローをデジタル化しておく』という提案なら、むしろ先見性のある話として響きます。AppSheetで記録・管理の仕組みを今作っておく→オプティマスが来たときにスムーズに連携できる土台になる、という文脈で話すと、理事長さんのビジョンと来美さんの提案がきれいにつながりますよ。」
なるほど——これは使える視点です。 「今はAppSheet、将来はオプティマス」という文脈で提案する。 理事長さんのビジョンを肯定しながら、今できることを提示する。 これが3月31日の私の作戦になりました。
④ 「今から準備する」という戦略
今日クロちゃんと話して、一番腑に落ちたのはここです。
ロボットが来たとき、現場が混乱するのは目に見えています。 使い方がわからない、マニュアルがない、誰に聞けばいいかわからない—— それは私が地方の職場で感じた、あの感覚と同じです。
技術と現場の間に立てる人がいない。 それが一番の問題になる。
だから私が今やるべきことは、最先端の技術を習得することではなく、 現場の言葉でデジタルを語れる人になること。 AppSheetで小さな実績を作り、スタッフに丁寧に教え、 「この人がいると安心」という存在になること。
それが積み重なれば、オプティマスが来たときに 「来美さんに聞けばいい」という流れが自然にできている—— そんな未来を描いています。(※いやいや、AI子に聞けばいい、の間違いでしょう)
まとめ:AIと話すと、自分の役割が見えてくる
今日の気づきをまとめると——
介護の現場が求めているのは、最先端のIT専門家ではありません。 デジタルを怖がらず、現場の感覚を持ち、同世代に寄り添える人。 それは60代(まだ60代ではありません)でリスキリング中の私だからこそ、できることかもしれない。
オプティマスは今すぐは来ない。でも必ず来る。 その前に土台を作っておくことが、今の私の仕事です。
3月31日の面談、緊張しますが—— デモアプリを持って、ビジョンを持って、乗り込んできます。 結果はまたこのブログでご報告します。
「来美さんが介護の現場で一番役に立てるのは、技術と現場の間に立てる人としてのポジションだと思います。ITの専門家でもなく、でもデジタルを怖がらない。そして同世代のスタッフに怖くない顔で教えられる——60代で学んでいるからこそできることです。」