「家計簿、つけようとするんだけど、3日で挫折するんよね。」
知人・30代ママ(地方在住・夫婦+子供3人)が、先日お会いした時にそう言うものだから。 お金のことは気になるけど、なんだか面倒くさい。記録しても何が見えてるのかよくわからない——。 そんなもどかしさを、きっと多くの方が感じているはずです。

それを聞いて私はすぐ「じゃあ、AI子に作ってもらおう!」と閃いてしまいました。 「AI子」というのは、私がClaudeというAIにつけている愛称です。 ClaudeはAnthropicという会社が開発したAIで、文章を書いたり、データを分析したり、コードを書いたりすることが得意です。 そして今日は、そのAI子と一緒に「家族5人の家計ダッシュボード」を作った話をします。

① 30代ママが抱えていた悩み

「記録するのが続かない」「記録してもどこに何を使ったかわからなくなる」「夫婦でお金の話をする機会がない」—— これが彼女の悩みでそして「でも、、、お金のこととはしっかり向き合わないと子どももどんどん大きくなり学費の計画も、私たちの老後資金も、、、」などなど。 市販の家計簿アプリは機能が多すぎて迷子になる。Excelは難しそう。 そんなふうに感じている方、多くないですか?

家計管理の「3つの壁」

  • 壁①
    続かない——毎日入力しようとするから疲れる。月1回でいい仕組みにできれば続く。
  • 壁②
    見えない——数字を入力しても「で、どうなの?」がわからない。グラフで一目でわかれば違う。
  • 壁③
    怖い——個人情報(収入・借金・家賃)をネットのアプリに置くのは不安。セキュリティが心配。
AI子
AI子のひとこと

家計管理だけでもなく何事についても「続かない」のは「意志が弱いから」じゃないって最近の研究では分かっているそうですよね!仕組みが複雑すぎるだけなのかな?シンプルで、見やすくて、自分に合ったツールがあれば、誰でも続けられます。一緒に作りましょう!

② AI子に相談してみた

私がAI子(Claude)に送ったメッセージは、本当にシンプルでした。

💬 「30代ご夫婦向けに、家計ダッシュボードを作って。夫婦2人と小学生と幼稚園の子供がいる5人家族。パパの収入は地方だから35万円としとくか。ダッシュボードで家計がひと目でわかるようにして」

それだけです。専門用語も、細かい指示も不要でした。よくAIにはプロンプトも重要と言われますが、このような場合ではこの程度の会話でもOKです。 「どんなデザインにしますか?」「どんな項目が必要ですか?」と聞かれることもなく、 AI子はすぐに「こんな構成にしますね」と設計案を出してくれました。

最初の会話

途中でいくつか要望を追加しました。「アニメーションつけて」「夫の収入は地方だから35万くらいで想定」「家族ごとに色を変えて」——。 そのたびにAI子は「わかりました!」と答えて、コードを書き直してくれました。 人間のスタッフだったら「最初から言ってよ!」「もっとちゃんと考えて、指示が固まってから出直してよ」となりそうなやり取りでも、AI子は一切文句を言いません(笑)。

AI子との会話画面
📷
STAFF AIKO
AI子へのお願い——難しい言葉は一切不要、普通の言葉だけ

③ ダッシュボードが完成した!

しばらくのやりとりの末、AI子が「HTMLファイルができました」とファイルを渡してくれました。 ダウンロードしてブラウザで開くと——

温かみのあるクリーム×テラコッタカラーの美しい家計ダッシュボードが現れました。 しかも、数字がカウントアップするアニメーション付き。アバターがふわふわ浮いている。 棒グラフが伸びてくる。「えっ、これ私(30代ママ)の家計なの?」と驚くような見た目です。

4つのタブで「家計の全体像」が見える

タブ 見えるもの ポイント
📅 今月の収支 家族4人カード・KPI・支出棒グラフ・取引一覧 開いた瞬間に「今月いくら使ったか」がわかる
📊 支出分析 パパ・ママ・子供・家族共通に分けた内訳 「誰が何に使っているか」が一目瞭然
🎯 貯蓄目標 緊急予備費・教育費・旅行・車の買替の進捗 目標まであと何ヶ月かが自動計算される
📈 年間トレンド 1〜12月の収支推移(実績+AI予測) 4月以降はグレーアウトで「予測」を表示

特に30代ママが「これ!これが欲しかった!」と言ったのが、「年間トレンド」タブでした。 1〜3月の実績はカラーバーで表示。4月以降はグレーアウトして「予測」として薄く表示されます。 しかも賞与が入る6月と12月のバーは自動で高くなり「賞与」のラベルが付く仕組み。
↓ぜひ、再生してみてね!

Demo Movie — aiko_dash.mp4
▲ AI子の家計簿 デモ動画 —— 数字がカウントアップし、バーが伸びてくる様子
🔗 サンプルダッシュボードはこちら(架空のデータです):
👉 AI子の家計簿を開く — aiko_dashboard_v2.html

※ ダブルクリックで開くだけ。インターネット接続不要でオフラインでも動きます。
※ !!UPしているものはすべてサンプルデータです。実際の数字は含まれていません。
AI子
AI子のひとこと

「グラフが動く家計簿」なんて、ひと昔前なら専門家にお金を払って作ってもらうものでした。今はAIに「こんな感じで」と伝えるだけで、誰でも手に入れられます。しかもあなただけの「オーダーメイド家計簿」として、です。

④ 安全に使うための工夫

「収入や支出をネットに置くのは怖い」——彼女のその心配はもっともです。 今回のダッシュボードは、

  • 家計簿を視覚的に表示してくれているダッシュボードとなるHTMLファイルはパソコンの中だけ——AIが生成してくれたファイルをダウンロードしてブラウザで開くだけ。インターネットに接続しなくても使える。データは外に出ません。
  • Excelで入力・HTMLで確認——日々の記録はローカルのExcelファイルに入力していきます。ダッシュボードは、Excelの数字を読み込みながら表示が更新されます。もうEXCELで複雑な関数とか複合グラフとかせっせとつくらなくても単純に記録ができたらOK!です。Excelのテンプレも「ここにこの数字入れてね」とAIがデザインしたものを作ってくれます。※あるいはAppSheet入力というテもあります!
AI子
AI子のひとこと

「便利」と「安全」は両立できます。AIと一緒なら、そういう細かい配慮も含めて設計できますよ。

⑤ 30代ママ・彼女の反応は

完成したHTMLファイルを送ったとき、しばらく返信がありませんでした。 「難しくて使えなかったかな…」と少し不安になったころ、LINEが来ました。

💬 「すごい。泣けてきた。こんなの欲しかった。うちの家計、ちゃんと見えた気がする。これ夫にも見せたら、初めてお金の話がまともにできました。ありがとう」

「泣けてきた」という言葉は、私も想像しておらず。 ダッシュボードが美しいから、というだけではないと思います。 「自分の家のお金が、初めてちゃんと見えた」という感覚があったのではないかと。

夫婦でお金の話ができた、というのも大きかったようです。 数字を羅列したExcelより、視覚的にグラフで「今月はここが増えているね」と話すほうが、ずっとスムーズに楽しく会話できそうですね。 これが「見える化」の本当の力だと思いました。

完成した家計ダッシュボード画面
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image / blog0319-photo2.png
AI子の家計簿 —— 温かみのあるデザインで家族全員が使いやすく

まとめ:AIは「一緒に考えてくれるパートナー」

今回の体験で改めて感じたのは、AIは「答えをくれる機械」ではなく、 「一緒に考えてくれるパートナー」だということです。

「家族の家計が見えるようにしたい」——この一言から始まって、デザインの相談をして、 数字を修正して、アニメーションを追加して。そのすべての判断は私(と彼女)がしています。 AIはその判断を形にする技術を提供してくれただけ。 だから「AI子が作った家計簿」ではなく、「AI子と一緒に作った、家族の家計簿」なんです。

年齢関係なく、パソコンが苦手でも、「こうしたい」という気持ちさえあれば大丈夫。 AIは行間を読んで、あなたの「なんとなくこんな感じ」を形にしてくれます。 ぜひ、あなたも試してみてください。